約 1,273,247 件
https://w.atwiki.jp/littleworld/pages/44.html
最大賞金10000クリスタルで、テレフォン・オーディエンス・50 50というレスキューがある、どこかで見たようなクイズイベント。 帽子図書館クリア後に酒場で話を聞いた後、図書館の雑魚から出場券を入手してから、同エリア内のランダム箇所に出現するバニーに話しかけると挑戦可能。 出場券はセーブに保存されないため、ロードすると雑魚にドロップさせるところからやり直し。 テレフォンでは連れて行ったキャラに答えを聞ける。 一度出場すると、そのデータではもう二度と参加することができなくなる。セーブ注意。 + 問題と答え 問題 答え 1問目 |ソウルタブレットC錠の回復量は?|A:5|ver237だとD:5になっていて選択すると間違い扱いで終了でした マナポーションA液の回復量は? B:20 ライフカプセルB剤の回復量は? C:200 2問目 中和剤で回復しないステータスは? D:気絶 次の防具の中で最もランクの低いものは? A:スクール水着 「パニッシャーズ」というアイテムの武器系統は? B:斧 3問目 マナ0で気絶者(ソウル残量は十分)に回復魔法を使うとどうなる? D:必ず復帰する マナ0で強化魔法を使うとどうなる? C:低確率で付加される 魔法反射状態の自分に回復魔法を使うとどうなる? D:反射しない 魔法反射状態の自分に攻撃魔法を使うとどうなる? A:反射して敵に当たる 4問目 イルカの睡眠時間は? D:寝ない うさぎの歯全部で何本? C:28本 植物の緑色を作っている色素は次のうちどれ? B:クロロフィル 種なしスイカは次のどの種で作る? B:種なしスイカの種 ヘビに耳はある? B:あるがあまり聞こえない イカの心臓は何個ある? B:3個 ゴボウの花言葉は? B:いじめないで 5問目 赤と黄を混ぜるとオレンジ色。では黄と青を混ぜると何色? A:緑色 シャボン玉の液を緑にしたらシャボン玉は何色になる? D:無色(変化なし) 緑と黄を混ぜると黄緑色。では赤と黄と青を混ぜると何色? D:茶色 6問目 今 何問目? C:6問目 クイズ・サルモネア 今回で第何回目? A:512回 第1問目の正解はABCDのうちどれだった? A~C 7問目 S極に付いた釘。別の磁石のN極をS極に付けるとどうなる? A:落ちる 同じ誕生日の人がいる確率が50%を超えるのは何人集まった時? B:23人 次の中で磁石に付かないものはどれ? C:アルミホイル 8問目 次の中で帽子図書館にいないキャラは? A:クロ 帽子図書館に本が一冊もないフロアはある? A:ある 帽子図書館の六法全書は全部で何巻ある? B:65535 帽子図書館は全部で何フロアある? C:19フロア
https://w.atwiki.jp/thecockrockshockpop/pages/1638.html
http //yuyu-ege.jp/ 配信Melody of yu-yu -winter 2- LiveLive @ LAZONA Kawasaki Febraury 24th 2012 配信 Melody of yu-yu -winter 2- 2012年2月15日 ( HP ) 1. シャボン玉 2. ふるさと 3. 赤とんぼ Live Live @ LAZONA Kawasaki Febraury 24th 2012 ラゾーナ川崎プラザ × avex monthly night 1. 君とずっと… 2. 君とずっと… [ Re-Take ] 3. 大きな古時計 4. 春の小川 5. 桜唄 6. 鐘の鳴る頃に 7. 永遠 8. Always
https://w.atwiki.jp/chaosdrama/pages/1125.html
《ソープ/Soap》 アイコン ゲスト 年齢 25 性別 男 種族 人間 通称「ソープ・シャボン」 素性を一切さらさないレインドの同期で、本名も出身も分からないが、同期だったということで年齢は彼と一緒と見られている 常に冷静且つ極端だが、反面土壇場に弱い。だがその反面を更に裏返し、いざというときはどんな発言でも惜しまず口にする 五十鈴に対しては何故か反抗的で、常に小馬鹿にした態度を取っている。訳は勿論謎 関連ページ レインド 五十鈴 コメント お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! -- ( ) (自重できない人)) 2011-02-01 13 31 20 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/orecaapplication/pages/651.html
パラメータ スロット EXスロット 出現条件 解説、攻略、その他 パラメータ 属性 土 HP 1800 クラス ☆☆☆☆ 攻撃 80 種族 アンデッド 素早さ 75 対戦時アイテム 邪葡萄(レア) 討伐時獲得ゴールド 325G スロット レベル 1 2 3 4 5 6 ★ 死霊を呼ぶ声 ★→★★ ためる こうげき 甘いいき 甘いいき ★★ 死霊を呼ぶ声 ★★→★★★ ためる こうげき! 甘いいき 甘いいき ★★★ 死霊を呼ぶ声 ★★★→★★★★ ためる こうげき! 甘いいき 甘いいき ★★★★ 死霊を呼ぶ声 ★★★★→★★★★★ ためる 甘いいき 甘いいき 甘いいき ★★★★★ 死霊を呼ぶ声 ★★★★★→★★★★★★ ためる 甘いいき 甘いいき 邪帝の一撃 ★★★★★★ 死霊を呼ぶ声 ★★★★★★→★★★★★★★ ためる 甘いいき 邪帝の一撃 邪帝の一撃 ★★★★★★★ 死霊を呼ぶ声 ★★★★★★★→★★★★★★★★ ★★★★★★★→★★★★★★★★ 邪帝の一撃 邪帝の一撃 安息のいき ★★★★★★★★ 死霊を呼ぶ声 邪帝の一撃 邪帝の一撃 邪帝の一撃 安息のいき 安息のいき EXスロット レベル 下位EX 上位EX 常時 トカイエッセンシア 選りすぐりの死霊 出現条件 光の戦士ダイヤとホワイトドラゴンをチームに入れる 解説、攻略、その他 「完成されし我が不死の力を味わうがよい!」 第6章のラスボス。 【ほほえんでいる】こそないものの、コマンドアップが遅くなっており、ゾンビビを強化してくることもない。 しかし、【甘いいき】が多く増え、それにより眠り・混乱・暗闇・沈黙などを受けてしまうと非常に危険。 高火力の攻撃は後半のリールにしかないので、突発的な致命傷を受ける事もない。 そうした点から考えて、「いかに【甘いいき】を受けずに戦えるか」が勝敗の分かれ目になる。 速攻を仕掛けるにしろ、状態異常対策を行うにしろ、残りのモンスターの構築はしっかりと練ろう。 おすすめは魔海の守護者ポワン。 【シャボン・バリア・グラン】を発動できれば「3ターンの間、被ダメージ半減かつ、状態異常無効」。 なおかつ、持っている攻撃技がすべて「水属性の魔法技」なので、弱点も突ける。 だが、邪帝トカイが先に動くうえに、肝心の【シャボン・バリア・グラン】も確実に発動できるわけではない。 (BOSS)魔皇トカイで有効だった【ハンドレッドフィスト】で無限にEX技を発動させる方法は、 ・味方を強制的にゾンビビにする効果がなくなっているため、誰かが倒れないとトカイがEX技を発動しない ・【死霊を呼ぶ声】を発動するまでお供がいないため、お供を倒してEX技を発動させるのが安定しない という点から、あまりお勧めできない。
https://w.atwiki.jp/legends/pages/4681.html
風も無く光も無い、闇しか無いだだっ広い洞窟内部 ぼう、と紫の炎が地に灯り、怪しげな輝きが辺りを照らす そこにはただ、2人の少年だけがそこにいた 『………ギ、ハハハハ…成程、これが……君自身の能力、か………』 「ナユタ、まだやれそうか?」 『全く、人遣いが荒いね……悪いが、少し休ませて貰うよ』 「そうか。ご苦労だった」 紫のもやを纏った「ティルヴィング」―――ナユタをベルトのバックルに翳し、紫色のパスに変えると、 裂邪はそれを腰のホルダーの中に仕舞い、眼前の敵に目を向けた 彼は―――黄昏 正義は、敵意を抱いた目で口を開く 「単刀直入に聞くよ。どうしてあんな事をしたの?」 「…ふん、どんな理由で何をしようが俺の勝手だろ」 「ローゼちゃんは、お兄ちゃんを病院まで運んでくれて…心配もしてくれてたんだよ? それなのに………何で!?」 「うるせぇ!! さっきからごちゃごちゃと……だったら教えてやるよ 俺はお前らが集めてる「水晶髑髏」を奪いに来たんだ」 「え…?」 「「水晶髑髏」を13個集めれば、宇宙の力を手に入れる事が出来る… それさえあれば、あの「太陽の暦石」を止められる…麻夜を救う事が出来る!」 「ボク達だって目的は同じだよ! 麻夜ちゃんを助ける為に、「水晶髑髏」を集めてるんだ! それならボク達に協力してくれるだけでいいじゃないか!」 「俺が……俺がやらなきゃ意味がねぇんだよぉ!!」 手にした「レイヴァテイン」を頭上高くに放り投げる 空中で金色の液体となった「レイヴァテイン」が、裂邪に降り注ぐ 「変、身…『ゾディアック』!」 金の爪、金の翼、金の棘 全身に黄金の輝きを放つ鎧を纏い、裂邪は正義に襲いかかった 「ッ! 大王!」 「分かっている!」 大王が黒雲を生成すると、1本の剣が落ちてきた 正義はそれを手に取り、裂邪に向けて振りかぶる 甲高い金属音が洞窟内に響き渡り、爪と剣がぶつかり合った 「ッヒヒヒヒヒ……正義ィ、俺はお前が昔っから大ッ嫌いだったんだ… 心の底から願ってたんだよ、この瞬間を…お前を殺せるこの時をなぁ!!」 「どうしちゃったんだよ、お兄ちゃん… 『COA』の時、ボク達を助けてくれた、あの時のお兄ちゃんは何処へ行っちゃったの!?」 「くどい! 俺は目的の為なら手段も選ばない!犠牲も厭わない! ここでお前を殺し、お前の友人を殺してでも「水晶髑髏」を頂くぞ!」 「…そんなことさせない! 絶対に!!」 「ならここで、俺を殺してみろ!!」 ふっ、と裂邪の身体が宙に浮いたかと思えば、 脚に輝く刃が、正義の首筋を狙って動き出した 鎧を纏う裂邪と違い、彼は生身 得物は今裂邪の爪を抑えている剣1つのみ だが、正義は動じなかった 何故なら、彼は“一人”ではなかったから 「…っち、「恐怖の大王」…」 「契約者を守るのは当然だろう?」 正義と同じ型の剣を持ち、大王は裂邪の蹴りを受け止めていた ヒヒッ、と小さく笑い、裂邪は2人の剣を押し返して後方に宙返りしながら退避し、距離を取る 着地した瞬間に、正義の眼が光った 「今だ!」 彼の声と共に、洞窟の天井を覆う黒雲がゴロゴロと轟き、 大量の槍が雨のように、裂邪に降り注いだ 「ヒハハハハ! この程度で俺が止められるか!」 ひょう、と跳び上がって半宙返り、両手を地につけて身体を支え脚を広げ、 左手で勢いをつけて右手を軸にして、身体を独楽のように回転させた 刃状になっている脚の装甲が、降り注ぐ槍をミキサーの如く粉々に砕いていき、 そのままジャンプして槍の射程外まで移動すると、左掌にエネルギーを溜め、 「『クェーサー』!!」 エネルギー弾を、雲に向かって放った 雲は一瞬にして消し飛び、槍の雨は空しく止んでしまった 「…成程、流石は少年の兄、といったところか」 「あの都市伝説、海水浴の時にも見かけたけど…いつの間に契約してたんだろう…?」 「ウヒヒヒヒ…ローゼの「フォトンベルト」、『マヤの予言』のキーとなる「太陽の暦石」と同じ、 世界を破滅させる力を持つ「恐怖の大王」……まさかこの程度じゃないだろうな?」 「何…?」 「とは言え、2対1じゃ俺も少々分が悪い…という訳で、」 裂邪を纏っていた鎧が、一瞬だけ金色の枝の形を取り、裂邪の右手に四角いパスとして収まった それを持ったまま、彼はバックルの白いボタンに左手の人差し指を添える 「俺も仲間を呼ぶ事にしよう」 《ドリーム》と機械音声が流れ、直後にパスをバックルに翳す 虚空から突如として、熊の胴体、虎の足、象の鼻を持った白い毛並みの怪物が出現した 「あ、あれは…理夢!?」 (少年の兄の「獏」か……だが今どこから出現させたんだ?) 「ッククク、やっと俺様の出番か」 「あぁ、早速だが頼むぞ…『胡蝶之夢』!」 「OKィ!」 理夢の鼻先から白い煙が溢れ出し、裂邪の身体を包み込む 頭部には細長い触角が2本伸び、背中には蝶の羽が美しく広がった さらに彼はパスをハルバートに変化させて、理夢の背に跳び乗り得物を構えた 「す、姿が変わった!?」 「ヒッハハハハハ! テメェの夢を、俺様が喰らい尽くしてやるぜぇ!!」 理夢が前足を上げた時、目にも止まらぬスピードで正義達との距離を詰め、 頭上に上げられたハルバートが、勢いよく振り下ろされた 2人は咄嗟に飛び退いた為に、砕かれたのは彼らが立っていた地面のみに留まった 裂邪の翅から白い煙が、鱗粉のように舞い散った 「くっ…あんなもの喰らえばただでは済まんな」 「大王、気をつけて!」 「おいおい、他人の心配なんかしてる暇があんなら…夢でも見てろ!!」 ぱちんっ、と裂邪が指を鳴らすと、洞窟の至る所から肉体が腐乱した人間――「ゾンビ」が現れ、 歩みは遅いが、真っ直ぐに正義と大王を目指し、攻撃を始めた 力も感情も無いそれらを、容赦無く袈裟斬りに斬り払う 「何だこれは、「獏」にこんな能力があるなど聞いたことが無いぞ!?」 「ククク、契約で付加されたに決まってんだろうが!」 「そういう事だ、言っとくがこういうことも出来るんだぜぇ?」 再び裂邪は指を鳴らす 何処からともなく現れたのは、リニアモーターカーだった 何故こんな洞窟の中で走っているのか 何故レールも無いのに走っているのか 何も分からないが、ただ、それは今確実に正義に迫っていた 「なっ…少年!!」 「ヒハハハハハハハ!! じゃあな正義!これでお別れだ!」 「…これ、夢でしょ?」 静かに、彼が断言すると リニアモーターカーはおろか、大王が交戦していた「ゾンビ」の群れでさえも、 最初からそこにいなかったかのように、すぅっ、と消えていった 「…やっぱり。理夢って、相手に夢を見せられるんでしょ? 自分が死んじゃう夢を見たら、それを『夢だ』って自覚してないと本当に死んじゃうんだよね でも…逆手にとれば対策は簡単だ!」 「何だ、もうバレちまったか? つまんねぇな…」 「どうすんだよ主、もう5分経っちまうぞ?」 「仕方ねぇ……下がれ理夢、後に備えて休んでろ」 「OKィ」 理夢から飛び降りた瞬間に、裂邪の身体から白い煙が消え、元の姿に戻った しかしそのすぐ後に、彼はバックルの赤いボタンを押し、《ファントム》の電子音声を聞いて金色のパスを翳した 今度は、真っ赤に燃える火の玉が出現した 「…今度はウィルか!」 「旦那ァ! 早速行きやしょうか!」 「あぁ、頼むぞウィル…『ファンタズマゴリア』!」 「がってんでい!!」 ウィルが幾つも幾つも数を増やし、裂邪の身体を覆い尽くす 全身が赤々と燃え盛り、頭部には短めの触角、背中には甲虫のような翅が生えており、 手に持っていたパスは小さな刃が連なった鞭に変化して、それに炎が纏わりつく それと全く同じ姿をした炎の分身が現れて、正義達をぐるりと囲んで、舞うように回っていた 「「「「「「ヒハハハハハハ!! さぁて、灼いちまっても良いですかい? 答は訊いてやせんけどぉ!!」」」」」」 「また姿が…今度はかなり熱いよ…!」 「それに、どれが本物か分からんときたか…」 「「「「「「その通りでさあ! 本物の“あっし”はど~れだ?ってなもんでい!」」」」」」 裂邪“達”が一斉に同じ動きをして、炎の鞭を正義と大王の足元に叩きつけた 何とか回避すると同時に、裂邪が組んだ炎の円陣から脱しようとしたが、 円を広げる事でその作戦を無きものにする 「やはり、この円の中に入れておきたいらしいな…悪趣味な奴だ」 「「「「「「どうも、そいつぁ褒め言葉と取っておきやしょう」」」」」」 「剣も諦めた方が良いね…大王! もう一度『槍の日』!」 「む、分かった!」 黒雲を作り出し、先程と同じく大量の槍を降らせる だが、それらは裂邪達の身体に触れるより先に、 彼が帯びる炎の熱によって融け、そして灰になってゆく 「「「「「「ウヒヒヒヒヒ、無駄無駄ァ! あっしの炎は鉄さえも融かせるんでい!」」」」」」 「そう、なら……大王、雷!」 「ッ……良いんだな?」 「仕方ないよ…早く」 こくん、と頷くと、黒雲が唸りを上げ、一瞬だけ眩い光で洞窟内を照らした この密室空間、耳を劈くような雷鳴が轟き、光の槍は大地を穿つ それでさえも、裂邪達には何の影響もないように思えた しかし、正義は確信し、剣を持ってある一点に突撃した 「なっ……!?」 「見つけたよ、本物…!!」 動揺を隠せない“本物の”裂邪に向って、正義は剣を振り上げた そして、振り下ろされる剣 がきんっ、と剣が何かとぶつかりあった 「っえ!?」 「残念でしたね、弟さん」 剣を抑えていたのは、青い杖 その持ち主は、青い髪と青い瞳の少女だった 「ミナワ、いつの間に…ッヒヒ、シェイドの野郎か」 「お遊びがすぎますよご主人様、肝が冷えちゃいます」 「ミナワちゃん…キミもあくまでお兄ちゃんについていくの?」 「私は、最後までご主人様にお付き合いすると、契約した時から心に決めていました 例えそれが良い事でも、悪い事でも、私はいつでもご主人様の味方です!!」 杖で剣を押し、正義はそのまま数歩下がり、態勢を整えつつさらに退いた 入れ替わるように裂邪がウィルとの融合を解除してミナワの隣に立つ 「ウィル、ご苦労だった。暫く休め」 「がってん!」 「ミナワ、」 「いつでも行けます!」 「…よし。『インプローバブル』!」 「はい、ご主人様!!」 携えた『バブロッド』を変形させて短くし、ストローのようにして大小様々なシャボン玉を作り出す それらは裂邪の身体に付着して、彼の姿を三度変えてゆく きめ細かな泡、小さな泡、大きな泡、様々な泡が全身を包み、 頭部にはやや長めの触角のように連なった泡が、背部には4本の、カゲロウの尾を思わせる装飾がなされていた 手に握られていたスネークソードが、柄の長い薙刀に変わる 「…そこの貴方。私に清められてみますか?」 足に力を入れ、ホッピングの要領で正義に接近し、薙刀の切っ先を向ける 正義は剣を構え、裂邪の攻撃に迎え撃った 金属音が響き、刃が激しくぶつかり合う 「こんなに色んな姿に変わるなんて…信じられない…」 「ふむ…それも褒め言葉と受け取っても宜しいでしょうか?」 「もはや、お前自身が都市伝説のようだ…なぁ!!」 大王が剣を振るい、裂邪に直撃させた 無数の泡が彼の身体を守り傷は与えられなかったが、彼の身体は大きく吹き飛ばされた だが、 「ウヒヒヒヒ…ミナワさん!」 「はい、ご主人様…『ジャンパブル』!」 吹き飛ばされた先にあった、空中でくるくると回るシャボン玉に触れた瞬間、 裂邪の姿がその場から忽然と消えた 「えっ!? ど、何処に――――――」 「少年! 後ろだ!」 「その通りです!」 飛ばされていた勢いのままに、裂邪はまたも薙刀を構えて正義に突撃した 正義は上半身を大きく仰け反らせて薙刀を避け、 背中を地につけて両足を振り上げ、飛んでいる裂邪に蹴りを喰らわせた ぽよん、とシャボン玉が弾かれ、彼は洞窟の天井にまで蹴飛ばされた 彼の身体はそこで、ぴたり、と止まった 暗がりでよく見えないが、目を凝らすと、裂邪の身体は天井に出来た彼自身の影から伸びる腕に掴まれていた 「…成程、遊び過ぎだというのも否めませんね… ミナワさん、ご苦労様です。ゆっくり休んでいて下さい」 「は、はい!」 「シェイドさん、やれますね?」 「貴様ガ無茶ヲセン程度ナラ、ナ」 「ならば早々に諦めて頂く事になりますが」 「安心シロ、トックノ昔ニツイテル」 「…ウヒヒヒヒヒ…『シャドーズ・アスガルド』!」 ぱちんっ、と裂邪の身体の泡が弾けて消え、代わりに無数の黒い腕が包み込む 長い爪、漆黒の翅、長い触角、紅い眼 支える腕が無くなった事で落下し始めた瞬間、裂邪は腕の太さを変えて大きな拳を作り、 隕石の如き勢いで地面に突っ込んでいった 「ッ!! 危ないっ!!」 間一髪、避ける前に彼らが立っていた地盤は見事に粉々に砕かれた 砂埃の中で、紅い眼が怪しく輝く 「俺、君臨!と言いたいところだが、もう人型は見飽きただろ?」 「…“人型”、だと?」 「んー? どういう意味か分かってないみたいだな…こういうことだ」 裂邪の影から、夥しい数の「シャドーマン」が溢れ出し、彼の身体を呑みこみ始める 一度黒い球体になったそれは徐々に形を取り始めた 龍のような胴体、昆虫のような脚、悪魔のような腕、そして身体中の至る所から伸びる先端が刃状になった触手 『シャドーズ・アスガルド』と同じく、淡い暗闇の中で紅い眼が輝いた 【ヒハハハハハハハハハハハハハ!…『シャドーズ・ラグナロク』!!】 「なっ……馬鹿な!?」 「こ、これが…お兄、ちゃん?」 【正義ィ、そして「恐怖の大王」! いい加減茶番は終わりだ…貴様等に“黄昏”を迎えさせてやる!!】 巨大な腕を振り上げ、地盤の形が変わる程に叩きつける 正義と大王は散り散りになって避け、互いに得物を構え、もはや怪物と化した裂邪と対峙するが、 裂邪は2人に触手を幾本も迎えさせて、彼等を近づけさせようとしなかった たった1本の剣では、複数の刃を止められる筈もなく 2人の身体に、徐々に生傷が増え始めた 「くっ……さっきの「ゾンビ」の方がマシだったかな…夢だったけど」 「…仕方ない、少年! また雷を落とすぞ――――」 【させるか馬鹿がぁ!!】 振り下ろされる巨大な腕 回避が間に合わず、大王は下半身を踏み潰されてしまった 「っぐあぁ!?」 「大王!!」 【「恐怖の大王」…やはり貴様から潰しておこうか】 しゅる、しゅるり、無数の触手が伸び、その一つが大王の頬を撫でる つぅ、と頬に傷が出来、血が流れた 彼の元へ向かいたい正義だが、無数の触手が彼の行く手を阻む 「くぅ…助け、たいのにぃ…!」 「ば…万事休す、か……」 【これで最後(レッツト)だ! 『シャッテン・シュナイd―――――――うぐぅっ!?】 突然、裂邪の身体が、触手の動きが止まる 腕に入っていた力も弱まり、大王は隙をついて脱出し、正義と合流した 洞窟内を埋め尽くす程の巨体が、急速に縮まっていき、 遂には、元の裂邪の姿に戻ってしまった ふらふらとした覚束ない身体で立ち、その場で身を屈めて吐血した 「ッお兄ちゃん!」 「ご主人様!!」 「ごふっ……騒ぐんじゃねぇ、どいつもこいつも… それに正義、お前は俺の敵だろうが……敵の心配をしてどうすんだ?」 「敵も味方も無いよ! もうやめよう、こんな無駄な戦い!」 「ふざけんな!! お前は…命を賭けた戦いを“無駄”だと言うのか!?」 「今、ボク達が命を賭けて戦っても何の意味もないでしょ!? ボク達が戦うべきなのは、麻夜ちゃんを利用してる「太陽の暦石」達だよ!!」 「その麻夜は…「太陽の暦石」の契約者になり、「太陽の暦石」の思うがままにされてんだ お前等と戦うのは他でもない麻夜なんだよ 勿論、それは俺達の知ってる麻夜じゃねぇ… だがお前は、自分を殺しにかかってくる相手に命を賭けずに戦えんのか!? それが例え家族だとしても!!」 「―――――――ッ!?」 その言葉が、正義の心に引っかかった 何か、この戦いの真の意味が隠れているようで そんな彼に構わず、裂邪は「レイヴァテイン」を携え、背後にシェイド、ミナワ、理夢、ウィルが並ぶ 「…自分が死ぬ覚悟と。相手を殺す覚悟がなければ…お前は俺に一生勝てない! 俺が手本を見せてやる……自分が死ぬ覚悟って奴を!!」 裂邪が叫んだ、その直後 シェイドは漆黒、ミナワは蒼碧、理夢は純白、ウィルは紅蓮、「レイヴァテイン」は黄金、 それぞれ形が崩れ、煙か液体のような姿に変わってゆく 「っ!? こ、これは……!?」 「シェイド! ミナワ! 理夢! ウィル! 行くぞ!!」 「了解シタ」 「はい、ご主人様!」 「OKィ!」 「がってんでい!」 各々の掛け声と共に、5つの都市伝説が完全に無形となり、裂邪の身体を包み込んだ フラカン戦の『シャドーズ・ウトガルド』に始まり、ローゼとの戦いの『リュツィフェール』、 そしてこの戦いの『ゾディアック』、『胡蝶之夢』、『ファンタズマゴリア』、『インプローバブル』、 『シャドーズ・アスガルド』、『シャドーズ・ラグナロク』 裂邪の9つ目の融合であり――――彼の、持てる力の全て 【『コラプサーズ・ラグナロク』!!】 月が降りてきたかと思わせる眩くも神々しい黄金の鎧 天使の最高位である熾天使のものよりも多い、赤青黒白の4対の翼 その圧倒的な存在感が、その恐怖にも似た威圧が、正義と大王の身を竦ませた 「なっ………この、感覚は………!?」 「た、「タナトス」…?」 【ヒハハハハハハハハ……正義ィ、「恐怖の大王」 お前等の戦いは…ここで最後(レッツト)だ!!】 裂邪は両手で黒い翼に触れると、黒い剣が出現し、それを構えて正義達に斬りかかった 2人は手に持っていた剣を用いて防いだが、その手は小刻みに震えていた 「ぐぅっ……なんという力だ……!」 【当然だ! 俺の“中”には5つの都市伝説の力が凝縮されている… お前等が戦っているのは1人じゃない、“5対2”と同じだ!】 「でも、目標が一つだけだから…こっちの方が戦いやすい!」 裂邪の剣を弾き、渾身の蹴りを喰らわせる正義 反動で後方に飛ばされるが、翼を広げてブレーキをかける その隙を、正義は逃さない 「大王!」 頭上の黒雲が低く唸り始め、光を地へと突き立てた だが裂邪はあらかじめ生成していた大きなシャボン玉で、雷の衝撃をシャットアウトした 【ウヒヒヒ、惜しかったなぁ?】 「いや、狙い通りだ!」 裂邪の眼と鼻の先、正義が剣を振り上げて飛びかかり、一気に振り下ろす 刃は油断していた裂邪の鎧を袈裟切りに切り裂いた ―――かのように思えたが 「っい、夢!?」 【言ったろうが、“惜しかった”って】 そう、夢 正義が斬った人影は霧散し、本物の裂邪は彼の背後に平然と立っていた 裂邪は先程正義が自分にそうしたように、黒い刃を振り上げた が、振り下ろされるその前に、がしっと腕を掴まれる 「やらせんぞ!」 【ちっ、「恐怖の大王」…!】 そのまま大王は裂邪の身体を勢いよく投げ飛ばした 空中で逆さまになりながら速度を殺し、赤い翼から炎の弾丸を射出するが、 大王はマントを翻し、それを受け止めた 「ハァ、ハァ…ごめん、大王」 「気にするな、まずはあいつを倒す事を考えろ」 【“倒す”? そりゃまるで俺を殺す気が無いように聞こえるな】 「勿論、無いよ。ボクも死ぬつもりは無い ボクにはお兄ちゃんを殺す理由がこれっぽちも無いから」 【ウヒヒヒヒヒ…ヒハハハハハハハハハ! …随分舐められたもんだな、あぁ? まだそんな甘いこと抜かせる元気があるってのか】 声を荒げ、怒りを露わにする それと同時に、黒い翼が洞窟内の端まで届く程に大きく広がり始めた 「少年、また何か来るぞ!」 【良いものを見せてやろう……言っとくがこの姿は基本形態、力を抑えた姿でな 本気を出す為には、一々それなりの準備をしなきゃならねぇんだ】 広がった翼が、裂邪を包みこみ始める 【……変身、『コラプサーズ・シャドー』】 黒翼が彼を完全に包み込むと、ふわりと宙に浮かんで球体を作り出す まるで皆既日食のような、不気味かつ不可思議なそれが、少しずつ変化を見せ始める 上部の表面に、ぽう、と大きな泡が6つ、7つと浮き出てきて、 下部からは白くたなびくベールが前方に2つ、後方に2つ、脚か触手のように伸び出で、 後方より炎の蛇が出現し、2、3回その球体に巻きついて、 前方、正義達に面と向かったところから、金色の頭部が顔を出した 4本の脚、巻きつく蛇、泡は亀甲模様、頭は亀の意匠、そして黒い胴体が甲羅だとすれば、 その姿は宛ら、伝説上の生物であり、四神の一つ――『玄武』 「っ……さっきのよりも大きい……!」 【【ヒハハハハハハハハ……これが“私”のもう一つの姿だ 命乞いなどしてくれるなよ? 時間の無駄だ】】 「ふん、また巨大化か…馬鹿の一つ覚えだな!」 大王が右掌を頭上に翳すと、またも黒雲が唸り始め、暗闇に霹靂を落とした 霹靂は岩盤を穿ち、焦げ臭い匂いと共に破片を辺りに撒き散らす あの巨体は、どこにもない 「消えたか……何処に――――――――ッ!?」 【【不意打ちをするのなら場所は一つだろう?】】 しゅるりと無数の触手が伸びて、先端の刃を突き立てる 庇いに向かった正義がその剣で数本弾き落とすが、間に合わなかった 大王の腕に、つぅ、と赤い筋が走る 「っ大王!」 「くっ……問題無い だがさっきの瞬間移動…一体どうやったんだ?」 「多分、影から影へ移動したんだと思う…それがシェイドの能力だったから」 【【御明答だ。「シャドーマン」の力を最大限に発揮した私の力…とくと味わうが良い】】 その瞬間、球体の表面がゆらりと波打ったかと思えば、そこから夥しい数の触手が伸び出てきた 正義も大王も、剣1本で何とか触手から繰り出される攻撃を耐え凌いでいる 【【しぶといな…ならばこれはどうだ?】】 球体に巻きついた炎の蛇が動き始め、地面に向かって体当たりを仕掛けてきた 触手を振り払い、足場を強く蹴って2人は左右にそれぞれ回避した しかし蛇は大地を焦がしながら、2つに分かれて触手と共に追撃を開始した 剣があれば触手は何とかできるが、炎はどうにもできない 「このっ、少しは直接向かってくればどうだ!?」 【【ヒハハハハハ、文句があるなら私に触れてみるが良い 尤も、この空間に影がある限り、私に触れるどころか近づく事さえ出来ないだろうが】】 「影…………ッ! 大王!」 敵の攻撃を躱しつつ、正義は反対側にいる大王を呼ぶ 大王はただ、こくんと強く頷いて、触手を払って蛇の攻撃をジャンプして避けながら、 空中で手を広げてそれを己の雲に向けた ゴロゴロと唸り声をあげて黒雲が降らせたのは、雫――――――洞窟内に、雨が降る しかしそれは、人を不快に、もしくは愉快にさせるような気持ちの悪い匂いを放っていた それが何なのか、答はすぐに判明する事になる 蛇の炎が、洞窟内をあっという間に火の海に変えてしまったのだ 大王が降らせた雨の正体は、ガソリン それに「鬼火」の炎が引火して、地面を真っ赤に染め上げたというのが真相である 炎の勢いはさらに増し、唯一の光源として1つ灯っていた「ヴァルプルギスの夜」さえも掻き消す程に燃え上がる そして 【【ぬぅっ………お、前達………!!】】 苦しげな声をあげた玄武は、徐々にその形を崩していき、 裂邪の姿は、元の4対の翼の鎧騎士に戻った 「影は光の反対側に出来るもの……これだけの炎に囲まれれば、光ばかりで影なんて出来ない 「シャドーマン」の力を引き出した姿だから、光の多い所では長くいられなくなる…!」 【…炎は酸素を喰らって存在を維持する…ここがただでさえ空気の薄い洞窟内だと知ってこの作戦に出たのか?】 「大丈夫だよ。さっき剣を交えて分かったんだ…その姿のままなら、絶対に勝てる!」 自信に満ちた表情で、赤々と燃える炎の中、正義と大王は剣を構えた ごうごうと盛る火の海に、裂邪の笑い声が反響した 【ウヒヒヒヒヒヒヒヒ……ヒハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!】 「っ…何がおかしい? 気でも狂ったか?」 【正義、お前今何つった?『この姿のままなら勝てる』だぁ?ッヒヒヒヒヒヒヒヒ…… んじゃあ、良い事を教えといてやるよ、愛すべき馬鹿な弟にな】 そう言って、裂邪は右手を差し出し、三本の指を立てた と同時に、背中に生えた泡で出来ている翼が、徐々に広がっていくのが分かった 【俺はまだ……あと3つ、変身を残している 残念だが、他の姿は「シャドーマン」由来じゃなくてね…光如きじゃ止められん】 「―――――――――ッ!?」 「おい少年! 今兄は何と言った!?」 「…お兄ちゃんは……まだ3回変身できる……!」 【光栄に思うが良い! これが俺の第2の変身…『コラプサーズ・バブル』だ!!】 泡の翼が裂邪を包み込む 今度は先程のような球体ではなく、細く長い形となる 真ん中の少し膨らんだ部分に黒い4つの脚が、その背側になるところには白い鰭が生え、 さらにめらめらと燃える赤い尾鰭と、黄金に輝く槍のように尖った頭部が現れる 身体の全体を占めるシャボン玉が、蒼碧の鱗のように見えるその姿、まさに『蒼龍』 【【ウヒヒヒヒヒヒ……お待たせ致しました、第2ラウンドと行きましょう “私”に勝つという意思がまだ、貴方達の心に残っていれば、ですが】】 カンッ、カンッ!と黄金の嘴を打ち鳴らし、蒼碧の巨竜は口から金色のブレスを解き放った 咄嗟に大王が鉄板を降らせて防いだが、鉄板は無惨にも跡形もなく崩れてしまった 「このっ…化物かこいつは!?」 【【心外ですね、それは貴方達都市伝説も化物と同じでしょう? それにしても暑苦しい……少し場を冷やしましょうか】】 嘴を小さく開くと、そこからシャボン玉がぷくぅっ、と膨らんで、ふわりと浮かんだ カンッ、と再び甲高い金属音を打ち鳴らすと、シャボン玉は巨竜の目の前で小さな円を描いてくるくる回り始める 開かれた口腔の奥から光が見えた瞬間、正義はぞくりと嫌な予感を感じ取った 「っ大王!!」 呼ばれた大王は返事をする前に、正義の両腕を掴んで高くジャンプし、そのまま飛行した その直後、巨竜の口から光が放たれる 光は回るシャボン玉の環をくぐり、青白い光条となって地上を覆う炎に命中する 大地に氷を作り出しながら、ぐるりと首を回して巨竜は周囲の炎を沈下する 気がつけば洞窟内の明かりは巨竜の尾に灯る炎の鰭からのもののみであった 【【おやおや、別に逃げなくても宜しかったのですよ?】】 「…全面氷漬けにしてよく言えたな」 (氷……「シャボン玉」なのに何で……?) 【【さて、これで幾分涼しくなりましたので こちらもそろそろ本気を出す事に致しましょうか】】 ぽぅん、ぽぅん、ぽぅん 巨竜の全身を鱗のように覆う泡から、小さなシャボン玉が何百、何千と生み出される 正義達の傍まで届いたシャボン玉の群れは、彼らのいるホール内いっぱいに拡がった 【【…さあ、華麗なる泡のイリュージョンをとくとご堪能下さい】】 「来るっ………でもその前に!」 正義が勢い良く駆け出し、大王はその反対方向へとマントを靡かせて飛行する 視界を覆うシャボン玉を掻き分けながら、2人は二手に分かれて巨竜の両サイドへと移動した さらに2人は、巨竜からどんどん離れて距離を取っていった (まずはスピードで撹乱して態勢を立て直して……作戦を練る時間を稼ぐ―――――――ッ!?) 砂埃を立てながら、正義は急ブレーキをかけた 目の前には、淡く青に輝く山 【【おや、これはこれは……お久し振りですね】】 ぐるぐると大きく回るシャボン玉が描く円の中から、その巨竜は顔を出していた 尾の部分は先程までいた場所に、やはりシャボン玉の円の中から出ている、否、中に“入っている”状態だった 「瞬間…移動……!?」 【【ヒハハハハハハハハ!! 無駄ですよ、私のシャボン玉からは逃れられません!】】 金属音の合図の後、無数のシャボン玉が一斉にダンスを始める 地面と水平に回るものもあれば、垂直に回るもの、様々な角度で回るものもある それの一つの環に目がけて、巨竜は大きく口を開けた 正義の顔から、僅かに血の気が引いた 「っまずい………大王! 注意して避けて!」 「無茶を言うな!何処から来るかさえ分からんのだぞ―――――――」 瞬間、巨竜のブレスが放たれ、シャボン玉の環をくぐる しかし光条は環を通過することなく、別のシャボン玉が描く環の中から出現した その光条は次の環へ、また次の環へ、次の環へ―――――まるでセキュリティのレーザーのように、光条が張り巡らされる 「うわっ!?」 間一髪、寸でのところで回避に成功するが、光条は尚も迫りくる それでも正義は、一瞬の隙を見逃す事は無い 「――――――今だ!!」 光条の隙間が重なり、正義と巨竜への一本道が繋がったその時、 正義は携えていた剣を力いっぱいに投げ飛ばした 剣はいとも簡単に、巨竜の目の辺りを貫き、そのまま後方へと飛んでいった ―――失敗した!? 脳裏に不安が過る 【【ッ……!?】】 瞬間、洞窟内を駆け巡っていたブレスが、パッと消えてなくなった 正義には、息が詰まったような、呻き声ともとれるものが一瞬だけ聞こえた だが、巨竜は何事もなかったかのように、正義を見下ろす 【【…なるほど、まだ勝機を捨ててはいませんか】】 (き、効いてない………!?) 「少年!」 巨竜を警戒しながら、大王は正義の元に駆け寄った しかし、巨竜はシャボン玉の環から身体の半分を引きずり出したかと思えば、 泡に包まれた巨竜の身体は見る見る内に崩壊し、再びそこに黄金の鎧の天使が姿を現した 同時に、洞窟内を漂っていた無数のシャボン玉も、ぱちんっ、ぱちんっ、と割れてしまった 【あの姿は動きが遅いのが難点でな まぁ、身体がデカい分遅くなるのは当然だ だが次はどうだ?………『コラプサーズ・ドリーム』】 ウヒヒ、と不気味に笑うと、今度は白い翼が大きく広がり始めた 3度目の光景に、正義はふとある事に気がついた (…? なんでわざわざ“あの姿”に戻るんだろう……?) 「来るぞ少年、武器はまた剣で良いのか?」 「え、あ、うん、クレイモア大剣で良いよ」 頭上から、先程巨竜に投げられたものよりもかなり大きめの剣が落ち、 地面に突き刺さったそれを、正義は両手で一気に引き抜いた それと同時に、裂邪の第3の変身も完了した 全体は煙か霧のような流体がそのまま形を持ったようであり、 4本の足の先には赤々と炎が燃え上がり、身体のあちこちには七色に輝く半球体のシャボン玉が散りばめられている そして、鋭く牙が伸びた黄金色の頭部と、全身に駆け巡る黒い縞模様 見紛う事無きその姿は、純白の猛獣―――『白虎』 【【そぅら第3回戦だぜぇ? “俺様”を満足させてくれよなぁ!!】】 「今度は白い化物か……」 「残念だけど、もう夢には引っかからないよ!」 にっ、と自信満々に答え、大剣を構える正義 しかし 【【…あぁ? なーんか勘違いしてねぇか?】】 瞬時にして、巨獣は彼等の前に立っていた 余りの一瞬の出来事に、僅かに態勢が崩れる 「―――――早いっ!?」 【【ヒハハハハハハハハハ!!ったりめーだろうがぁ!! 俺様は「獏」だぜぇ!?】】 巨獣の燃える前足が高々と振り上げられ、 【【霊獣の底力舐めんじゃねぇ!!】】 勢い良く、振り下ろされる ずずんっ!!と砂埃が巻き上がり、正義達を踏み潰した――――――― 【【……あ? 面白ぇもん持ってんじゃねぇか】】 砂埃の晴れた先、炎の足を水の壁が防ぎ、正義達を守っていた キラリ、と正義の左腕に装着された装置が輝いた 「…あまり、使いたくなかったんだけど……!」 【【っは、て事ぁテメェ……手ぇ抜いてやがったな?】】 す、と一度前足を上げると、今度は先程よりも力強く、再び水の壁を殴りつけた それを、二度、三度と、何度も何度も繰り返す 殴られる度に水の壁もじりじりと押されていった、 【【ざけんじゃねぇ!! まだ俺様を生かそうだなんて甘ったれた机上の空論抱いてやがんのか!? んな下らねぇ夢なんざ、テメェ等の躯ごと九泉に突き落としてやんよ!!】】 「ぐぅっ……凄い力だ……だ、大王…!」 唸る黒雲、走る閃光、轟く雷鳴 白い巨獣は正義達と距離を取りつつ、それを躱してみせた 雷は幾つも落ちたが、どれ一つとして巨獣には掠りもしない 「ッ、あの巨体で雷を避けただと!?」 【【ヒハハハハハハ!! 遅ぇんだよ!!】】 「違う…“何処に逃げたら良いか分かってる”んだ……ッ! 大王、そのまま続けて!」 「分かった!」 正義の指示通りに、大王は巨獣目掛けて落雷し続ける しかし、巨獣に命中する気配は皆無 【【馬鹿かテメェ等? 何度やったって無駄なもんは無駄だっつってんだろぉ!!】】 「そうでもないよ!」 正義は己の左腕に取り付けられた装置に『壁』と書かれた札を挿入し、『地』のボタンを押す 直後、巨獣の足元から大地が盛り上がり、柱にも似た壁を作り出す だがそれは防御の為のものではなく 【【ッ何!?】】 巨獣のバランスを崩す為 正義の思惑通り、巨獣は見事に地を鳴らして倒れ伏した 「よし、今なら!!」 光の槍が数本、ほぼ同時に巨獣を貫いた―――――――否 突如として巨獣の姿が消えたかと思えば、雷の雨をすり抜けて黄金が走り、 そのまま炎の翼を大きく広げて飛び上がった 「ちっ、逃げたか」 【………なかなかやるじゃないか。驚いたぞ、お前等がここまで戦えるとはな だがまだ力が足りん…それじゃ俺は殺せない、あの「マヤの予言」もなぁ!!】 「「マヤの予言」は、絶対に止めなくちゃならない…でもお兄ちゃんは違う!」 【まだ言うか!? そのくらいの覚悟を持てと、何度言えば分かる!?】 「分かるつもりはないよ! 「マヤの予言」は倒す、麻夜ちゃんは助ける…その最善の手を見つけ出す!」 【ッ……あぁ分かった、もう話しても無駄だ。ここでお前等を焼き殺してやる! 第4の変身………『コラプサーズ・ファントム』!!】 炎の翼が裂邪を包み込んだかと思えば、間を置いて再度翼が開かれる しかし中から現れたのは、炎の斑を持った白い球体 その上部には泡で出来た輪が、下部には黒い無数の尾が伸び、 中央からは、目が開かれるようにして黄金の眼球が顔を出す 鳥、とは言い難い姿だが、炎を纏い飛翔するその様を敢えて表現するならば―――『朱雀』 「今度は「鬼火」か…!」 (また人型に戻ってから……偶然、じゃない……?) 【【ヒハハハハハハハハハハ!! 今まで“あっし”のお遊びに付き合ってくれて有難う御座んした! しかしながらここは潔く、この場で死んでおくんなせぇ!!】】 翼を羽ばたかせ、周囲に燐を散らすが如く無数の火の玉を浮遊させ、 それらは一斉に正義と大王を狙って火の雨となり降り注いだ 正義は水の壁を発生させ、大王は己のマントで身を守る 【【へいへいへーい? 守ってばかりじゃ勝てやせんぜぇ!?】】 「これでは迂闊に近づけんぞ……!」 (……仕方ない) 唇を噛み締め、正義は大剣を持ち直す 「…大王、“あれ”を準備して」 「なっ……少年、正気か!?」 「ボクが時間を稼ぐ…『良い』って言うまで落とさないでよ!」 水の壁を盾のように構え、正義は怪鳥の元へと走り出した ぎょろりと黄金の目玉が動き、火の雨は彼へと集中して降り注ぐ 水で火を打ち消しながら、小さな剣士は一目散に駆ける、駆ける 【【何をなさる気でい? ま、何をしようがあっしにゃ敵いやせんがねぇ!!】】 今度は黒い無数の尾がしゅるりと動き、 いつかの触手のように正義を絡め取ろうとするが、全て大剣で弾かれてしまった 正義が辿り着いた先は、ついさっき出現させた大地の柱 やや斜めに突き出たそれを、一気に駆け上がり始めた 黒い触手が尚も狙うが、ひらりと避けられただ柱に刺さるのみ そして、正義が怪鳥とほぼ同位置に達した瞬間、彼は柱から飛び降りた 大剣を両手で大きく振りかぶり、狙うは大きな黄金の眼 【【なっ!?】】 「せやあああああああああああああああああああああああああ!!!」 かーんっ!!と一際大きな金属音が響き渡る 正義は綺麗に着地し、怪鳥は空中で静かに仰け反った 「い、よし、何とか怯ませた―――――」 【【……今のは、痛かった】】 ぐるん、と態勢を立て直す怪鳥 その目には、神々しくも禍々しい光が宿っていた 「っま、まずい!?」 【【痛かったぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!】】 瞳孔から放たれる極太の怪光線 正義は水の盾で何とか防いだが、相殺する事によって役目を全うした (水の壁が……もう札も残り少ない……) 【【一々厄介なものを使ってくれやすね……仕方ありゃせん】】 炎の翼が一瞬閉じ、すぐに開くと、またも黄金の鎧がそこにあった 僅かに、泡の翼が広がり始める 【もう一度お前等に冷凍地獄を味わわせてやる…『コラプサーズ―――――――】 「大王!!今だ!!」 洞窟内いっぱいに、正義の声が響いた ハッとして裂邪が振り返り、洞窟の天井を見ると、 そこには黒雲から落下してくる、業火を纏った巨岩―――隕石があった 【こ、これは…沖縄の時の……!?】 「『トワイライト・ジャスティス』……これで…!」 【変身が間に合わない…く、こんなものぉぉぉぉぉぉぉ!!】 両腕を広げ、裂邪は身体全体を使って落下する隕石を受け止めた ばちっ、ばちっ!!と黄金の電光が走り、落下がぴたりと停止する 【こんな……ものぉ………!!】 しかしそれも束の間の事だった 隕石はすぐに落下を再開し、徐々に裂邪を押してゆく 裂邪も負けじと炎の翼でブーストをかけたが、隕石が止まる気配はない 【こ………こん、な……………】 加えて、彼は都市伝説との融合という身体に大きく負担をかける状態を、長時間保ち続けていたのだ 自分とは比にもならない大きさの、それも世界破滅系の都市伝説によって生み出された隕石 そんなものを止める力は、彼にはもう、残されていない 【馬……鹿な……があ゙あああああああああああああああああああああああああああああああああああああ――――――――――】 隕石は裂邪を巻き込み、地表に激しく衝突し 洞窟内に、巨大なクレーターを作り出した ...To be Continued 前ページ次ページ連載 - 夢幻泡影
https://w.atwiki.jp/jojoandmtg/pages/13.html
白 ツェッペリの死 解毒剤 リサリサ 神砂嵐 ダイアーさん 波紋 ジョセフ・ジョースター 青 跳躍 蛙 お節介焼きのスピードワゴン 波紋カッター ジョセフの予言 取って置きの策 黒 ストレイツォ ワムウ 目潰し ボーンナム ジョーンズ プラント ペイジ 闘技場 赤 エシディシ 空烈眼刺驚 シャボン・ランチャー ヴォルガノ島火山の噴火 ジョナサン・ジョースター ブルりん 緑 最後の波紋 生命磁気の波紋 シーザーのバンダナ 波紋ガエル ダイアーさん シーザー スピードワゴン SPWのおせっかい 多色 山吹色波紋疾走 究極生命体カーズ 深仙脈疾走 アーティファクト シュトロハイム 地獄昇柱(ヘル・クライム・ピラー) 考えるのをやめた者 カーズ エイジャの赤石 紫外線照射装置 ボウガン(小) ボウガン(大) 土地
https://w.atwiki.jp/esiparo/pages/29.html
プロフィール 名前 志摩小次郎 かな しまこじろう ツイッターID @_000_shima3 ピクシブ http //www.pixiv.net/member.php?id=3227336 学年・クラス 2-B 血液型 O型 誕生日 6/6 身長 177cm 部活 弓道部 委員会 保健委員 得意科目 保健、数学、世界史 苦手科目 残りその他 通学 電車 愛 一斗、音楽(聴き専)、OPI 鞄の中身 グラビア写真集、ねこじゃらし、シャボン玉(散歩中のみ) イットカット、デジカメ、携帯電話 備考 常にヘッドホン装備 無造作に見せかけたヘアー お化けが嫌い 家は猫屋敷 バイセクシャル 写真を撮るのが趣味 前髪が長くて目が隠れている _
https://w.atwiki.jp/pusakuro/pages/754.html
ウミシャボテンカニダマシ 秋の浜 -25m
https://w.atwiki.jp/akbdata/pages/632.html
ワタナベ ショウ https //ja.wikipedia.org/wiki/渡辺翔 2011年5月11日 カッコ悪い I love you!(フレンチ・キス 3rd single) 作曲(1) ぽっかり 2011年6月8日 ここにいたこと(AKB48 3rd album) 作曲(2) イイカゲンのススメ 2011年6月29日 唇 触れず…(ノースリーブス 7th single) 作曲(3) 明後日、ジャマイカ 2011年7月6日 波乗りかき氷(Not yet 2nd single) 作曲(4) ギリシャの貨物船 2018年6月20日 走り出す瞬間(けやき坂46 album) 共作曲(5) 割れないシャボン玉 2020年10月21日 Twelve(IZ*ONE 1st album) 作曲(6) どうすればいい?
https://w.atwiki.jp/awaho/pages/45.html
泡歩18 / 丶、 / ヽ . / / ヽ ハ / ' | i_}i } ', . i| { |_」八 i\「i`ヽ | } }| . i| { ィ'i 八l八|\ハ ィテミl八∧ノノ| 八八 ヽト、xテ圷 ヒ リ ゙Y | 雪歩ちゃんは儚くなんて無いですよ Y ヽハ〃弋 ツ 、 . ` |i | 不幸でもありません | i l', . _ ハ | |i l l |_ヽ. く 丿 .' l | i| あなたに、あんなに大事にしてもらえて 八l 八i个ト . . イ、 ; ' ,リ その思い出だけで 、i{ ヽK´ ]≧=‐ '" | У// きっと、ずっと幸せです _/ \ / \`_ ∠ ̄ \ \/ /  ̄ヽ / \ / / / ヽ / 丶、 / ヽ . / / ヽ ハ / ' | i_}i } ', . i| { |_」八 i\「i`ヽ | } }| . i| { ィ'i 八l八|\ハ ィテミl八∧ノノ| 八八 ヽト、xテ圷 ヒ リ ゙Y | あの…喧嘩しないで… Y ヽハ〃弋 ツ 、 . ` |i | | i l', . _ ハ | あなたの心の中の雪歩ちゃんを |i l l |_ヽ. く 丿 .' l | i| あなただけの雪歩ちゃんを 八l 八i个ト . . イ、 ; ' ,リ 愛してあげてください 、i{ ヽK´ ]≧=‐ '" | У// _/ \ / \`_ ∠ ̄ \ \/ /  ̄ヽ / \ / / / ヽ / 丶、 / ヽ . / / ヽ ハ / ' | i_}i } ', . i| { |_」八 i\「i`ヽ | } }| アイドルですから… . i| { ィ'i 八l八|\ハ ィテミl八∧ノノ| 夢を買っていただくお仕事ですから 八八 ヽト、xテ圷 ヒ リ ゙Y | Y ヽハ〃弋 ツ 、 . ` |i | 夢の見せ方に失敗しちゃうこともあって | i l', . _ ハ | |i l l |_ヽ. く 丿 .' l | i| 夢を汚してしまったら 八l 八i个ト . . イ、 ; ' ,リ 何の価値も無くなってしまうんです 、i{ ヽK´ ]≧=‐ '" | У// _/ \ / \`_ ∠ ̄ \ \/ /  ̄ヽ / \ / / / ヽ / 丶、 / ヽ . / / ヽ ハ / ' | i_}i } ', . i| { |_」八 i\「i`ヽ | } }| 雪歩ちゃんは、欲もあるし . i| { ィ'i 八l八|\ハ ィテミl八∧ノノ| 隠しごとだってあるし 八八 ヽト、xテ圷 ヒ リ ゙Y | 他人に知られたくない面だって持ってる Y ヽハ〃弋 ツ 、 . ` |i | 普通の女の子ですよ | i l', . _ ハ | |i l l |_ヽ. く 丿 .' l | i| 八l 八i个ト . . イ、 ; ' ,リ ただ、アイドルとしては 、i{ ヽK´ ]≧=‐ '" | У// それは見せちゃいけなかったんです _/ \ / \`_ ∠ ̄ \ \/ /  ̄ヽ / \ / / / ヽ / 丶、 / ヽ . / / ヽ ハ / ' | i_}i } ', . i| { |_」八 i\「i`ヽ | } }| . i| { ィ'i 八l八|\ハ ィテミl八∧ノノ| 八八 ヽト、xテ圷 ヒ リ ゙Y | 私のあらゆるものが奪われてしまっても Y ヽハ〃弋 ツ 、 . ` |i | | i l', . _ ハ | 心だけは、 |i l l |_ヽ. く 丿 .' l | i| 他の誰かの物にはなりません 八l 八i个ト . . イ、 ; ' ,リ 、i{ ヽK´ ]≧=‐ '" | У// _/ \ / \`_ ∠ ̄ \ \/ /  ̄ヽ / \ / / / ヽ / 丶、 / ヽ . / / ヽ ハ / ' | i_}i } ', プロデューサーが私を . i| { |_」八 i\「i`ヽ | } }| 竜宮小町の当て馬にする為に起用した? . i| { ィ'i 八l八|\ハ ィテミl八∧ノノ| 八八 ヽト、xテ圷 ヒ リ ゙Y | Y ヽハ〃弋 ツ 、 . ` |i | あぁ、だからわざと彼女達に負け続けてるんですね | i l', . _ ハ | …それが何か? |i l l |_ヽ. く 丿 .' l | i| 八l 八i个ト . . イ、 ; ' ,リ 、i{ ヽK´ ]≧=‐ '" | У// 何だっていいんですよ、あの人が私を見てなくても _/ \ / \`_ 私を使って夢を見られるのなら、それで… ∠ ̄ \ \/ /  ̄ヽ / \ / / / ヽ _ 空を舞うシャボン玉の 中身はからっぽ '´ ヽ ○ 。 風に流されさまよって、何も残さず弾けて消える i ノノハ)i | ○ 誰も、消えたシャボン玉を思い返さない ヽ (l゚ ヮ゚ノリ 。 いくらでも代わりがいるから イ У}ヽ━ ゚ けれども、あなたに綺麗だと思ってもらえた一瞬 く__j二{、_ノ ○ 光を浴びて輝いていた一瞬 それだけがあれば }|_| それがシャボン玉にとっての永遠